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2011年 05月 14日
監督さん
井の頭公園でランニング、今日は3周
前回よりも走っている人が多かった


昼前に現場から電話
昨日打設したコンクリートの強度試験結果を聞く。
遅れている工期を少しでも取り戻せるよう細かい段取りを組んでいる。
型枠を外すのに充分な強度が出ているとのことで、構造設計者にも確認の上で脱型の指示を出す。

午後から現場へ
先程の脱型は終わっていた。これで週明けの埋め戻しが出来る。

現場で監督さんと打合せ
ここ数日メールでやり取りしていたエントランス庇の施工図について
建物はコンクリート打放しのシンプルな箱型形状なのでエントランス庇はデザイン上も重要なポイント
現在、日本では設計事務所の描く図面だけで建物を造ることは出来ない。
実際は、設計図をもとに施工者が施工図を描いて設計者のチェックを経て工事に取り掛かることになる。
施工者は設計意図を理解した上で実際の材料の取り合いや制作上の制約を踏まえて施工図を描く。

今回の庇はキャンチスラブなので力学上、先端部と根元ではスラブの必要厚みが異なる。
厚さを揃えることも可能だが、どうせなら構造的に素直な形状にしたい。
ポイントは庇裏の斜めになる面の精度や型枠の割付などについて
打合せの結果、何とか上手く行きそうな内容に落ち着いた。
製作が楽しみだ。

事務所HPのPOLICYのページで監理の項にも書いているが、
私たちが設計したものは図面であれ模型・CGであれヴァーチャルなものなので、
ヴァーチャルなものをリアルなカタチにする施工者の存在が不可欠だ。

クライアント(建物や空間を欲するひと・使うひと)・設計者(考えるひと)・施工者(つくるひと)の3者が
それぞれの立場・役割で目標(=建物や空間の完成)に向けて協力することが大切で
どこか1者が強くなりすぎたり、2者が馴れ合ったりすると良い結果にならないことは経験上明らか。
当然立場が異なるので意見がぶつかることもあるが、最終目標を見据えて対話を繰り返すことで解決が見えてくるものだと考えている。

今回の監督さんは前の事務所での仕事に引き続いて2度目なので、前回以上にお互いのクセも理解できており、難しいと思える内容でも涼しい顔で淡々と進めて頂けるので大変頼りにしている。

by satoshi_suzuki-ao | 2011-05-14 23:00 | Simple Box House


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