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2013年 06月 15日
建築コスト管理士更新
2008年に取得した建築コスト管理士資格は5年ごとに更新がある。
今日新しい登録証が届いた。

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修行した事務所のボスは

・デザインができること
・現場がわかること
・お金がわかること

は設計者に必須のスキルだと考えていて、その客観的な指標として一級建築士・1級建築施工管理技士・建築積算資格者の取得をスタッフに課していた。
事務所では3つの資格を持ってはじめて「一人前の設計者」とみなされた。

建築積算資格者はもともと「建築積算士」なる日本建築積算協会の民間資格として昭和54年に始まり、1990年には国家資格の「建築積算資格者」となったのだが、2001年には行財政改革で再び民間資格になり、2009年には名称も「建築積算士」に戻された。

建築コスト管理士は協会によれば建築積算士の「上位資格」としての位置付けで「企画・構想から維持・保全、廃棄にいたる建築のライフサイクル全般に渡って、コストマネジメント業務に関する高度な専門知識及び技術を有する専門家」と定義されている。

更新のためには一定数のCPD(継続能力開発)制度の単位が必要になる。


独立後、大規模なプロジェクトを手掛ける機会は減ったが、数憶単位の工事費の積算やコストコントロールの経験はこれからの業務にも役立つものだと考えている。

by satoshi_suzuki-ao | 2013-06-15 22:36 | 仕事のこと


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